スザノ、フラッフパルプ生産能力を44万トンに拡大するため4億9,000万レアルを投資
世界最大の市販パルプ生産会社であるスザノは、本日、新たなフラッフパルプ生産ラインに4億9,000万レアル(約1億米ドル)を投資することを発表しました。
この新たな生産能力により、スザノは世界的に拡大する需要に対応するとともに、ベビー用・大人用おむつ、女性用衛生用品、ペットシーツなどの吸収性個人衛生製品におけるサステナビリティ基準の向上を実現します。
本投資は、リメイラ工場にあるBHKPパルプラインを、スザノのEucafluff®またはBHKPのいずれも生産可能なフレックスマシンへ転換することを目的としています。その結果、同社の年間フラッフパルプ設備能力は10万トンから44万トンへと拡大し、生産開始は2025年第4四半期を予定しています。
独立系コンサルタントによると、世界のフラッフ市場は現在、年間640万トン規模と推定されており、年平均成長率(CAGR)は4.2%と予測されています。この成長は主に、世界的な高齢化の進行や、衛生製品へのアクセスが拡大する中間所得層の増加に伴う、大人用おむつの需要拡大によって牽引されています。
Eucafluff®は、植林ユーカリのみを原料とした世界初の漂白クラフトフラッフパルプです。これは、スザノが約15年にわたって実施してきた研究開発の成果です。世界有数の衛生用品ブランドと共同で行われた研究および市場テストにより、液体保持性能(リウェット)、快適性、そして目立ちにくさといった複数の利点が実証されています。
スザノのEucafluff®は、EUエコラベルおよびノルディックスワン認証に適合する使い捨て個人ケア製品に使用可能な原材料のリストに含まれています。これらの欧州環境認証は、化石エネルギー消費量、炭素排出量、水使用量、土地利用といった点において、代替素材と比較してライフサイクル全体で厳格なサステナビリティ基準を満たす製品を評価するものです。
スザノの商業パルプ、フラッフおよびロジスティクス担当エグゼクティブオフィサーであるレオナルド・グリマルディは、次のように述べています。
「スザノは、環境にポジティブな影響をもたらし、コスト効率が高く、かつスケーラブルな革新的ソリューションへの投資に取り組んでいます。Eucafluffは、その完璧な例です。長年にわたる研究開発を経て、私たちは植林ユーカリ由来のフラッフを先駆的に開発しました。これは、お客様の製品のさまざまな特性を向上させる性能面での優位性をもたらします。複数のグローバル顧客との継続的なプロジェクトや、Eucafluffに対する需要の高まりを背景に、今こそ生産規模を拡大する最適なタイミングであると確信しています。」
